- 2025-05-16

沖縄といえば「ブルーシール」!その魅力とは?

沖縄旅行中に一度は見かける、あのカラフルなアイスクリーム屋さん「ブルーシール」。
暑い沖縄では、冷たくて甘いアイスクリームは子どもから大人まで年中人気です。
でも実はこのブルーシール、ただのご当地アイスではありません。
アメリカ生まれ、沖縄育ちというユニークな背景を持ち、沖縄の戦後の歴史とも深く関わっているブランドなんです。
この記事では、ブルーシールの誕生の裏に隠された歴史や、人気フレーバーTOP5、沖縄限定フレーバー、そしてお得な情報までをわかりやすくご紹介していきたいと思います。
ブルーシールアイスの起源とは?
『アメリカ生まれ、沖縄育ち』
【1948】アメリカ統治下の沖縄。
アメリカに本社を置く「フォーモスト社」は、米軍関係者に乳製品を供給するため、具志川市天願(現:うるま市)にてミルク工場を設立しました。
当時は米軍基地内のみで販売されており、軍関係者に向けた販売のみを行っていました。
【1963】米軍基地から浦添市牧港(現:本店)へ拠点を移す
米軍基地から浦添市牧港(現:本店)へ拠点を移し、一般販売を開始。
ここから「沖縄のアイスブランド」としての歴史が始まります。
【1976】ブランド名を「ブルーシール」に変更
当時の米国で優れた品質の酪農品に贈られるブルーリボン賞の称号である”ブルーシール”にあやかり、ブランド名を『ブルーシール』に変更しました。「味も品質も最高を目指そう」という想いが込められています。その後、社名も「フォーモストブルーシール」に改称されました。
なぜ沖縄でこんなに人気なの?
ブルーシールがここまで沖縄で愛されている理由は、次の3つです。
1. アメリカ文化の影響
ブルーシールはアメリカのレシピをベースにしながらも、沖縄の素材や文化を取り入れ、独自に進化してきました。
まさに「チャンプルー文化(ごちゃ混ぜ文化)」の象徴的存在。
観光客にとっても、沖縄らしさを感じられるブランドです。
2. 南国の気候にぴったり
高温多湿な沖縄でも食べやすいように、乳脂肪分を抑え、植物性油脂を使用。
さっぱりした口当たりが特徴で、重くなりすぎず、何度でも食べたくなる美味しさです。
3. ご当地フレーバーの開発で地元密着
ブルーシールでは、シークヮーサーや紅芋、塩ちんすこうなど、沖縄の素材を使ったフレーバーを多数展開。
地元の食材を活かすことで、地域経済の活性化にも貢献しています。
ブルーシールの人気フレーバーTOP5
【No.1】塩ちんすこう – Okinawan Salt cookies
バニラアイスに、ちんすこうのホロホロ食感と塩味がマッチした沖縄らしさ満点の味。
【No.2】ブルーウェーブ – Blue Wave
ラムネソーダに果肉入りパインをスワール!夏にぴったりの爽快系フレーバー。
【No.3】 バニラ&クッキー – Vanilla Cookies
定番人気。バニラの甘さとブラックココアクッキーの苦みが絶妙。
【No.4】 サンフランシスコミントチョコ – San Francisco Mint Chocolate
清涼感あるミントとチョコチップがクセになる、発祥地・カリフォルニアにちなんだフレーバー。
【No.5】 アーモンドピスタチオ – Almond Pistachio
鮮やかなグリーンが目を引く、アーモンドの食感が楽しいナッツ系アイス。
沖縄に来たら試したい!沖縄ならではのフレーバー5選
①シークヮーサーシャーベット – Shiiquasa Sherbet
沖縄産シークヮーサーの爽やかな酸味が楽しめる、大人にも子どもにもおすすめ。
②紅イモ – Beni-imo
ほっこりとした甘さとコク。沖縄スイーツとの相性も抜群。
③黒糖 – Brouwn Sugar
サトウキビ由来の黒糖のまろやかな風味がクセになる、大人好みのフレーバー。
④琉球紅茶わらび餅 – Ryukyu Tea Warabi Mochi
沖縄紅茶と黒糖わらび餅の和風コラボ。もちもち食感も楽しめます。
⑤島パインココナッツ – Okinawan Pineapple Coconut
沖縄県産パイン果汁とココナッツの南国感あふれる一品。
【知らなきゃ損!!!】『8』のつく日は・・・
2022年4月8日(金)より「ハッピーW(ダブル)デー」を実施。 「8」の数字をダブルアイスに見立て、毎月8・18・28日に対象店舗でシングルアイスを購入すると、そのままの価格でダブルサイズのアイスクリームを楽しむことができます。
※一部店舗では実施していない場合があります。事前に公式HPで実施店舗を確認することをおすすめします。
※ハッピーダブルデーの当日が定休日の店舗は、キャンペーンも休みとなります。

まとめ
ブルーシールアイスクリームは、単なる「ご当地アイス」ではなく、戦後沖縄の歴史やアメリカ文化と深く結びついた存在です。
そのユニークな背景や、南国の気候に合わせた美味しさ、沖縄の素材を活かしたフレーバー展開が、多くの人に愛される理由。
沖縄に来たら、ぜひ本場のブルーシールを食べてみてくださいね🍦
Hope you like it!
参考
『ブルーシールアイスクリーム』- WIkipedia
『History ブルーシールの歴史』- ブルーシール
Who wrote this article

c h u r a フリーランスライター
沖縄生まれ・沖縄中部育ち、ちょっぴりアメリカナイズされた沖縄在住の4児ママです!沖縄ならではの”ちゃんぷる〜文化”と私自身のリアルな経験を交えながら、暮らしをよりbetterにする情報やライフハックを沖縄からゆる〜くお届けします!