はじめに
皆さんは、ココ・シャネルをご存知ですか？ココ・シャネルは、20世紀を代表するフランスのファッションデザイナーで、あの世界的に有名なファッションブランド『CHANEL（シャネル）』の創業者です。また、シャネルは単なるデザイナーではなく「女性の生き方」そのものをファッションで変えた人物と言えます。彼女の言葉は、世代を超え多くの現代人にも影響を与えていることは有名ですね。この記事では、シャネルのたくさんの名言の中から、特に私が衝撃を受けた”人生を豊かにするメッセージ”をご紹介したいと思います。
【ココ・シャネルから学ぶ】人生を豊かにするメッセージ３選
ココ・シャネル体の動きは背中にいちばんよく現れる。すべての動作は背中からスタートするのよ。
最近ではフィットネスジム、ピラティスやヨガなどが世に広まり、姿勢が健康にも影響をもたらすことが知られてきていますが、ココ・シャネルはこの時代からひと足先にわかっていたようで、彼女が作る服は全て背中が動きやすいものばかりだったと言われています。時にはモデルたちにある一定の動作をしてもらったりして彼女がデザインした服の動きやすさを確かめていたようです。後ろ姿は自分では見れないので、人は皆、自分の身体を前から見た姿しか意識しませんが、実は人に一番見られているのは後ろ姿。背中を意識すると、一段と垢抜けオシャレに、そして健康的で若々しくいれるのです。
ココ・シャネル欠点は魅力のひとつになるのに、みんなは隠すことばかり考える。欠点はうまく使いこなせばいい。これさえうまくいけば、なんだって可能になる。
”欠点は魅力のひとつ”。この言葉に衝撃を受けました。誰だって欠点は隠したいものです。今でこそ多様性や個性が認められる社会になってきていますが、ココ・シャネルは当時からありのままの美しさ、さらには欠点は個性であり、欠点を強みに変えることができればもっと美しくなれることを世間に伝えていたのです。私自身、産後の自分の体型が気になり大きめの服を着たり、特に二の腕が気になるので常に長袖を着て過ごしています。まだまだ自分の欠点にはそのような考えに至ることは難しそうですが、彼女の言葉から勇気をもらいました。この言葉をきっかけに自分に自信を持ち変わっていきたいです。
ココ・シャネル20歳の顔は自然から授かったもの。30歳の顔はあなたの生き様。だけど、50歳の顔にはあなたの価値がにじみ出る。
この言葉は、私がココ・シャネルの言葉の中で最も衝撃を受け、インスパイアされたメッセージです。当時20代後半だった私は、結婚して子どもにも恵まれたのですが、妊娠出産を経て、ボロボロの身体で毎日寝不足になりながら子育てをして、とにかく老けていくのが恐怖でした。その頃にこの言葉と出逢い、かなりの衝撃を受けたのを今でも覚えています。若い頃はそのままでも可愛くて美しく、メイクやファッションでより綺麗にキラキラ輝けます。しかし、30代からは、あなたが今まで生きてきた背景や言葉づかい、立ち振る舞いがあなたの表情を変えます。そして50代になると、あなたの内面からの美しさがそのまま顔や顔や外見に写し出されます。つまり、いつまでも美しくありたいのなら、内面を磨くことで30代も、50代ではより美しくいられるのです。実際、シャネルは実年齢よりもかなり若く見られていたと言われています。歳を重ねることはマイナスなことではなく、むしろ美しいことなのかもしれません。すべてはあなたの行動次第なのです。
まとめ
いかがでしたか？あなたもココ・シャネルの言葉一つ一つからパワーを感じることができたと思います。シャネルの言葉は世代を超え現代を生きる私たちに生きるヒントを与えてくれています。若さは一瞬、でも生き様は一生。私自身もこれからも丁寧に、誠実に、私らしく、そして美しく生きていこうと思います。
参考
『ココ・シャネル女を磨く言葉』
著者：高野てるみ
Who wrote this article
c h u r a フリーランスライター
沖縄生まれ・沖縄中部育ち、ちょっぴりアメリカナイズされた沖縄在住の4児ママが、沖縄特有のちゃんぷる〜文化や自身の経験を交えながら生活をよりbetterにする情報やライフハックをランダムにゆる〜く沖縄からお届けしていきます！: )
